HSPの人が働きやすくなる4つの方法とは?落ち着ける環境で才能を発揮しよう

ごりママ

こんにちは、ごりママです。

多くの人が一日のほとんどを職場で過ごしていると思いますが、その職場の居心地はどうでしょうか?

居心地の良さを感じていない方は、我慢しながらも毎日頑張っているのでしょう。職場の居心地が悪い、落ち着く事ができないと悩んでいる方は、この記事を読み進めてみてください。また、職場に満足、充実した働きが出来ている人にとって不向きの記事になります。

この記事を読めば、きっとあなたのモヤモヤが解消されるでしょう。

HSPの方が普段の環境を見直し、居心地良い環境で働けるように解説します。

環境を整えて、自分にとってベストな働き方を実現していきましょう。日々のモチベーションが向上し、自己啓発に繋がるでしょう。

この記事の目次

生きづらさをなくすには?

「DOES」という特徴を知る

HSPの人には、みな共通する4つの特徴があります。特徴の頭文字をとって「DOES」と呼ばれるHSPの共通点です。

以下で解説する、4つの特徴が当てはまっている人は、HSPと言えるでしょう。

4つの特徴「DOES」

① D ← Depth of processing

物事を深く考えて理解する。

② O ← Overstimulation

あらゆる刺激に過敏である。

③ E ← Emotional response and empathy

感受性が豊かで、共感しやすい。

④ S ← Sensitivity of subtleties

ささいな刺激を察知する。

自分の気質を理解する

周りの人の気分や感情に左右される。

一緒にいる相手が不機嫌そうだと、自分のせいで不機嫌になってしまったのでは?と心配になったり、自分までイライラしてきたり、と他の人の感情も敏感に反応してしまう事があります。

他人が自分をどう思っているのか気になる。

人の気持ちを考えてしまい、あの子に嫌われていないかな?馬鹿にされてないかな?と不安になり、周りの人に合わせて生きてしまう事があります。

自分は駄目だと責めてしまう。

トラブルが起こると、自分のせいでなくても何がいけなかったのかな?と考え過ぎたり、人の顔色を心配して、自分を責めてしまう傾向があります。HSPになるのか。

HSPは治せるのか

治療方法はない

世界人口の15〜20%(5人に1人)程度がHSPであると言われており、成長する上で作られる後天的な性格なのではなく、生まれる前からできる先天的なものだと言われています。

非HSPの人が気にならない事でも敏感に反応してしまい、ストレスを感じてしまうのは病気や障害ではなく、生まれ持った気質であり、個性を意味します。

そのため、治療などの症状を完全に取り除く事は出来ないと言われています。

居心地の良い環境を作る4つの方法

境界線を決める

HSPの人は自分は自分、他人は他人、といった自他を区別する境界線が非HSPの人よりも薄く、他人の気持ちまで深く考えてしまい、自分の感情がいっぱいになって疲れやすいのです。

職場であれば、自分と他の人のデスクの境目にキャビネットや本立てなどで仕切りを作ると、自分と他の人との境界線を簡単に作れるようになり、自分のテリトリーを判別できるようになります。

HSPは自分と自分以外の人との境界線を作って、他の人の範囲まで自分が介入する必要はない事を把握する事が大切です。

落ち着ける場所を確保しておく

普段から色んな人に気を遣い、常に神経を高ぶらせているHSPの人は、休みなく脳や自律神経を働かせている状態にあるため、トイレの個室や休憩スペースで休息したり、一人の時間を確保してホッとできる場所を決めておきましょう。落ち着いて仕事ができる環境では、HSPらしさが長所として発揮できるでしょう。

HSPは、人前で緊張したり頑張りすぎてしまい疲れやすいです。
こまめにリラックスできる空間に逃げる事で休憩しましょう。

周囲の音を遮断する

生活音や人の感情、痛み、雰囲気など、HSPの人はあらゆる刺激が気になりやすく、周囲の影響を受けて、他人の事で悩んでしまうことも多く、使用できるのであれば、ノイズキャンセリングイヤホンを使って、周囲の雑音を消してしまう事で自分の事に集中する事ができるでしょう。

周りの音が気になって仕事に集中できなくなり、焦ったり怒っている人が周りにいると、自分までそんな気分になってしまうのです。

気持ちを声に出す

HSPは自己肯定感が低く、自分よりも他人を優先させてしまう事が多いので、自分自身の気持ちが分からなくなってしまう事があります。

感じた事があっても、他人の意見を優先させてしまい後悔してしまう事が多く、良いやすい人に少しずつ気持ちを伝えていくようにして、意見の主張をしていきましょう。

思った事すべてじゃなくてもいいので、少しずつ、今日はこれだけ、せめてこれだけでも発言しよう!と気持ちを伝える練習を積み上げていきましょう。

さいごに

この記事では、人前で神経が高ぶりやすいHSPの人は、合わない環境では居心地の悪さを感じやすく、心身がリラックスできる空間を設けたり、自分の避難場所を決めておく事が大切です。

心が落ち着かない環境では緊張して自分の能力を発揮しづらいため、自己啓発に取り組みたいHSPの人は、リラックスできる環境づくりに重きを置いて取り組みましょう。

心身ケアができていれば、HSPの特徴は長所として発揮する事が可能なのです。

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著者プロフィール

HSS型HSPのアラサーママ。
心理学が好き。
子供発達障害支援アドバイザーを学び、取得した資格を活かしてブログ記事を発信しています。

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