【発達障害児向きの幼稚園は?】4つの特徴を押さえてのびのび成長できる場を見つけよう

筆者

こんにちは
、筆者のうっちぃです。

この記事では、発達障害児がのびのび成長できる幼稚園の探し方について、探し方の秘訣や注意点について解説します。

発達障害を持つお子さんの幼稚園探しに悩んでいる方、幼稚園に行かせたいけど不安を感じている保護者の方向けの記事になります。

この記事の目次

幼稚園選びの順序

通える幼稚園をピックアップする

人口が多い地域には数多くの保育施設があります。自宅と職場から通える距離にある幼稚園をすべてリスト化して、幼稚園の雰囲気や特徴などそれぞれ幼稚園のメリット・デメリットをまとめ、他の幼稚園と比較してみましょう。

自宅から3キロ圏内の幼稚園と認定子ども園の10ヶ所ほど見学に行きました。

見学に行く

仲がいい友達と同じ幼稚園だから。自分が通っていた幼稚園だから。という理由で幼稚園を選んだ場合でも、願書を提出する前に見学に行き実際に幼稚園を確認しましょう。

入園した子どもは毎日幼稚園で過ごす為、幼稚園は居心地の良い環境である必要があります。見学に行く際、子どもの性格をよく知っている保護者が、幼稚園生活を送る子どもを想定して施設内を確認しましょう。

外遊びが好きな子には、遊具がたくさんある幼稚園がおすすめです。

教諭、管理責任者に相談する

グレーゾーン、発達障害の子でも通園可能かどうか?

その点を確認した上で、子どもの問題点を相談します。

発達障害児の保育経験がない場合、断られてしまう可能性もありますが、他の幼稚園に期待しましょう!

問題行動には正しい対応が必要なので、幼稚園と連携する事が大切です.

子どもの気持ちに寄り添い、やる気になる声かけをしてくれる先生が携わってくれた場合、目の前の取り組みにひたむきに向き合ってくれるはずです。

やってみようという気持ちが子どもを成長させるので、間違った声かけによって子どもが消極的な気持ちにならないように配慮してもらう必要があります。

担任の先生に些細な悩みも打ち明けられるように、相談しやすい関係を作りましょう。

パンフレットを比較しよう

通園方法、制服指定、給食はあるのか、行事内容、1日の流れを確認できるパンフレットをもらったら、他の幼稚園と比較に使いましょう。

幼稚園の特徴が記されているパンフレットを見ることで、見学の際聞き漏らしてしまった内容も確認することができます。

感覚過敏のある子は、些細な事でも苦手意識や恐怖感を抱いている場合が多くあるので、車酔いしやすい子はバス通園できるか、制服は着られるか、嫌いな種目(プールには入れないなど)があるか、事前に確認しておきましょう。

4つの要点を押さえよう

自宅から近い

幼稚園での急な怪我や発熱、トラブルで保護者に連絡が入った場合はすぐ迎えにいく必要があります。

発達障害の子は他の子と喧嘩になったり、衝動的な行動によってトラブルを起こしやすく、突然の問題に備えておく必要があります。

保護者の家事、育児、仕事中でも幼稚園からの連絡に注意し、すぐ幼稚園に行けるように近距離にあると便利ですよ。

少人数の幼稚園(マンモス園は×)

多動、衝動性があり、急に走り回ったり、教室を飛び出してしまう子に対して、先生の手が行き渡るように少人数の幼稚園を選ぶと安心して預けられます。

マンモス幼稚園では、園児数が多いために問題行動をする子に対して先生の目が行き届かず、トラブルを起こしてしまう可能性があります。

感覚過敏のある子は、騒がしく大きな音が苦手に感じやすいので、少人数のアットホームな幼稚園がおすすめです。

加配の補助

加配とは、一人の児童に対して一人の先生が見守る事で子どもの手助けをする役割があります。

加配の先生をつけてもらえるかどうか幼稚園に確認しましょう。

加配をお願いする場合、医師による診断書が必要です。

子どもが行きたがる

入園が決まっていない子でも、幼稚園の先生と制作をしたり園庭遊びを体験する事が出来ます。

何度か参加する事で先生や友達と仲を深められて子どもの不安が軽減します。

この幼稚園に通いたい?と子供のリアルな意見を聞いてみましょう。

嫌がる場合は、その理由も考慮した上で幼稚園を選びましょう。

絶対的信頼感のおける先生は必要不可欠です。信頼できる先生がいると安心できるのです。

友達と喧嘩したり、問題行動を起こしてしまった時に、なぜそうしてしまったのか、信頼できる先生なら話してもいい、悩みを打ち明けてみよう。と絶対的な信頼感のおける先生がいると、表面上ではわからない原因も知る事ができるのです。

さいごに

この記事では、発達障害の子に最適な幼稚園の探す方法、重要視するべき4つの特徴を解説しました。発達障害を抱える子どもにとって、ヘルプサインが出せない環境、信頼できる先生がいない場合、幼稚園生活は快適に過ごす事は出来ません。

そのためには、幼稚園を決める前に子どもと一緒に幼稚園見学に行く事が大切です。子どもに対して正しい声掛けが出来て、問題行動をしてしまっても正しい行動を教えつつも気持ちを否定する事なく、味方になってくれる先生がいる幼稚園がうってつけでしょう。また、子どもの障害とその特徴を聞いて前向きな返答をしてくれる幼稚園を選びましょう。

療育の知識がない先生には、発達障害児の保育は難しく、親と先生が連携できなければ発達障害を持つ子どもはのびのび成長する事ができません。3年間通う幼稚園は、子どもの興味が惹かれる幼稚園を選びましょう。

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著者プロフィール

HSS型HSPでカウンセラーのうっちぃです。
心理学が大好きです。
子供発達障害支援アドバイザーを学び、取得した資格を活かしてブログ記事を発信しています。

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