発達障害の子供がプールに入れるようになった方法!お風呂嫌い克服の理由とは

筆者

こんにちは、筆者のうっちぃです。

この記事では、お風呂が苦手であり、プールを怖がって一度も入れなかった息子が、お風呂が好きになり、プールに入れるようになった方法を解説します。

この記事の目次

苦手なプールを克服した方法とは?

息子が苦手とするプールを克服させる為に、試行錯誤を重ねた末、たどり着いた方法について解説します。

息子が年少の夏頃、幼稚園の水泳参観で、息子の苦悩を目の当たりにしたのがきっかけでした。

保護者一同が見学ルームからプールの様子を見守っており、大勢の子供達が一斉にプールに入っていく中、息子だけが入らずプールサイドで座っていました。

息子は、参観の間プールの中ではしゃぐ友達を眺めていただけで、その姿を見ていた著者と夫は、息子の問題は家族でフォローしようと決めました。

プールに入れない理由を知る

まずは、なぜプールに入ろうとしないのか、その理由を知らずにいては解決出来ません。ゆっくり答えを探していく事にしました。

感覚過敏の影響

浮き輪の締め付け

水泳教室と同様、両腕の浮き輪を自宅用に用意しました。

気にいってもらえるように大好きなキャラの浮き輪にしましたが、付けてくれませんでした。

後々気がついたのですが、プールに入ろうしなかった理由には、浮き輪の締め付けがあったんです。

水泳帽の圧迫感

参観日に指定の水泳帽を被っていなかったので、自宅で練習を始めました。自分の水泳帽は被ろうとしないのに、夫の水泳帽は被ってくれました。

夫の水泳帽はメッシュ素材ですが、指定の水泳帽は伸びづらいゴム素材で出来ており、締め付けられて痛い事が被ってくれなかった理由だったのです。

メッシュ帽の許可をもらってからは、水泳教室で水泳帽が被れるようになりました。

家でリラックスしながら練習する

いきなりプールに入ろうとせず、プールに入る練習を始めてみることにしました。スモールステップを心がけて練習に取り組んでいきます。

お風呂でうきわを使う

最初は、親が浮き輪を腕に装着しましょう。いきなり子どもにつけようとすると恐怖心を煽ってしまう可能性があるので、まずは手本を見せます。

浮き輪をつけると身体が浮いて楽しいよ!という様子を実演して、安心感を持ってもらう事が必要です。やってみたいという気持ちを引き出してあげましょう。親は子供がやる気になるまで気長に待ちます。

やる気になったら浮き輪を持たせ、手を出さず見守りましょう。自分のペースで取り組む事で安心しながら進めていけるでしょう。出来る範囲を少しずつ広げていこうとしているので、焦らずにおおらかな気持ちで見守ります。

子供のペースで浮き輪に慣れる事が出来たら、無理せず正しく浮き輪をつけていきます。

浮き輪をつけて痛がる場合は、感覚過敏が影響している可能性があるので、浮き輪の空気を少し抜いて締め付けを緩めるなど、無理なく挑戦させてあげましょう。

湯船でぶくぶく練習を習慣化

一緒にお風呂に入って湯船に顔をつける練習から始めてみましょう。

まずは、顔をつけてぶくぶくする姿を手本として行いましょう。いきなりだと難しいので、ぶくぶくを習慣化する事で水への恐怖心を無くし、自らやってみようという気持ちにさせましょう。親が焦ったり、いきなり手を出すと、子供の不安を煽るので焦りは禁物です。

プールで練習してみる

家での練習で慣れてきたら、いよいよプールでの練習です。

体験レッスンを受けてみる

子ども一人が体験レッスンを受けるには、ハードルが高いと思う方は、親子でスイミングができるベビークラスがおすすめです。

キッズクラスには、未就学児でも泳げる子が沢山いるのでハードルが高く、ベビークラスは、赤ちゃんから未就学児まで参加できる事がほとんどで、親子一緒に参加できます。

信頼できる親と、無理なくプールに入る事が出来たのならば、子供は不安がる事なく、挑戦しようという気持ちになります。

この記事のまとめ

この記事では、プールに入れない息子が苦手を克服した方法について説明しました。プールが苦手なお子さんには出来る範囲で取り組ませてあげる事が大切です。嫌がっているお子さんには無理やり取り組ませるのはやめましょう。

不安を感じて苦手意識が増してしまうので、苦手な事を克服するには、自分のペースで無理なく進めていく事が大切です。

心がリラックスした状態で落ち着いて取り組めると、前向きな気持ちで挑戦していけるでしょう。

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著者プロフィール

HSS型HSPでカウンセラーのうっちぃです。
心理学が大好きです。
子供発達障害支援アドバイザーを学び、取得した資格を活かしてブログ記事を発信しています。

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