こんにちは、ごりママです。
この記事では、愛護手帳(療育手帳)の目的と取得のメリット・デメリットの解説、実際に取得してみた感想をレポートします。
発達障害を持つお子さんのご両親方、愛護手帳取得を考えている方は必見の内容となっています。
愛護手帳を取得すべき理由
愛護手帳とは、知的障害の人と知的障害または知的障害を伴う発達障害がある人に交付され、障害の有無を証明します。
地域によっては、療育手帳、愛の手帳、みどりの手帳と呼ばれます。
交付を受けるには
愛護手帳は、児童相談所で知的障害の認定を受ける事によって申請できるようになり、申請から交付までは2〜3週間かかります。18歳未満の方が、児童相談所で認定を受けます。
誰でも取得できる?
愛護手帳を取得するには、条件を満たしている必要があります。「生活への支障がどれほどあるか」について、児童相談所で検討され、愛護手帳が取得可能か否か、の判断を受けます。児童相談所で認可されないと愛護手帳の申請ができません。
豊富なサービスがある
愛護手帳のメリット
以下はサービスの一部を抜選しました。
- 市内のバス、地下鉄が無料
- 特定の施設やテーマパーク、その駐車料金の割引または無料になる。
- (ミライロID)クーポンを使用して買い物、食事が割引される。
- 一割引きでタクシーに乗車できる。
- テーマパークでゲストサポートを受けられる。(待ち時間短縮、別の通路など)
等級やその地域によって内容に違いがあるので、愛護手帳について詳しく知りたい場合にはお住まいの市区町村役場にて確認してください。
近場の水族館や動物園が無料になったり、他県でもいろんな施設の割引が受けられます。
ユニバ、ディズニー、その他テーマパークでも割引が受けられます。
愛護手帳の代用になるアプリ「ミライロID」とは
愛護手帳を携帯していれば、料金の補助や特定のサポートを受けられますが、愛護手帳を提示できないとサポートを受けられません。しかし、ミライロIDを登録して提示する事でサポートを受けることができます。スマホアプリなので、荷物にならず便利です。
ミライロIDの設定を済ませておけば、アプリに記載の顔写真と等級を各施設の従業員に提示することで愛護手帳と同じ割引、補助を受けることができます。その他にもさまざまな電子クーポンが掲載されてるので、ミライロIDを取ってみてください。
デメリットとは?
周囲の人に知られてしまう不安
そんな不安を抱く方は多いと思いますが、愛護手帳を持っているからといって、周囲に知られる心配はありません。
自尊心に影響する可能性
手帳の取得は本人、監護者の自由で決める事ができ、不要であればいつでも返納することができます。
手帳を持っていることで精神的に辛く、ネガティブに感じるのであれば、申請に行く必要はありません。愛護手帳を持つか持たないかについては本人の自由です。
さいごに
この記事では、愛護手帳が取得できる等級やその有無について記述し、手帳取得してメリットとデメリットを解説しました。愛護手帳を取得前は、周囲に知られる不安がありましたが、自分から伝えない限り、人に知られる事はありません。
愛護手帳にはメリットが多く、手帳を返納しない限りサービスを受けることができます。
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