こんにちは、ごりママです。
読者様の中には「発達障害の子供がひらがなを覚えてくれない。」と悩んでいる方は、多いのではないでしょうか。
このページでは、そんな方向けに発達障害の子供がひらがなを覚える方法を解説します。
文字の読み書きができなくて焦る中、他の子はみんなマスターしていたら、自信喪失してしまうと思いませんか?
そんな状況を避けるべく、子供がひらがなを覚えられる方法を解説しますs。
「ひらがな表に興味がない。」
「鉛筆書きが苦手だ。」
そんなお子さんでも、以下の方法を試してみる事で、ひらがなに興味を持ってくれるでしょう。
文字に興味を持ってもらうには?
「あいうえお表を貼っておけば、自然とひらがなに興味を持ってくれるはず」その考えは甘いです。
面白そう、楽しそう。と子供が興味を持たない限り、文字を覚えてくれないでしょう。
簡単な文字を使って遊んでみよう
多動・衝動性のある子は、平面の物が退屈に感じやすく、座って取り組むのが苦手です。そのため、勉強ではなく、遊びというイメージで学ばせてあげましょう。
家族や友達と楽しく遊びながら、ひらがなを交えていきましょう。
生活環境の中で文字を探してみよう
子供に覚える気がなくても、習慣として名札を指差し名前の文字を繰り返し教えたり、普段見かける看板、標識など、文字を認識させます。
名前と同じ文字を見かけて伝えてきたり、文字の読み方を聞いてくるようになったら、ひらがなに関心を持っているでしょう。書く事にも興味を持ってくれるでしょう。
勉強する時の注意点
焦らずゆっくり待とう
繰り返し教えてもなかなか子供が覚えてくれなかったとしても、「なんで覚えてくれないの?」「真面目に覚えなさい」など子供を焦らせたり、叱りつけてはいけません。
親が焦ったり怒ったりすると、反対に自信がなくなってしまうのです。
絵本やテレビなど、フランクな気持ちでリラックスしながら学ぶ事で自然と身につけていけるのがいいでしょう。
やる気がある時だけ学習しよう
「もうやりたくない、つまらない、疲れた」とやる気がないのに続けても、次から取り組んでくれなくなってしまう可能性があります。集中できる時にひらがなを教えていきましょう。
子供が集中できる時間は約15分と言われています。つまり、集中できる15分間は記憶されても、それ以上やったところで記憶に残りません。
短期集中で、勉強の習慣を作っていきましょう。
文字を覚える方法
楽しく遊びながら文字を覚える事で、苦手イメージを持ちづらくなりますよ。
実際に、息子が覚えていった方法を解説します。
お絵かきしながら
一人でお絵かきをやっても続かないけど、親と一緒にお絵かきをすれば、長く取り組んでくれるので、親子で好きなキャラクターの絵を描いてみるのがおすすめです!
書いたキャラクターから、簡単なひらがなを示して(アンパンマンの眉毛なら「へ」)(食パンマンの鼻は「し」)子供が真似してかけたら「すごいね!いつの間にひらがな書けるようになったの?」など子供が喜ぶ言葉で褒めてあげましょう!
子供の名前に含まれている、簡単なひらがなから始めるのがおすすめです。
あいうえお順の最初「あ」から始めると,形が「お」に似ていて子供は間違えやすいので、簡単な「い」や「し」から教えていくのがおすすめです。
絵本の読み聞かせで
擬音語や擬声語が多く使われている、読みやすい絵本を用意しましょう。
息子が興味をもった絵本は、『しろくまのパンツ』でした。仕掛けが沢山あるので気に入っていて、自分で読もうと文字の勉強をしていました。
「わっ!」と驚くような場面では、文字を指差して読むと、音と文字の結びつきが印象に残り覚えやすいです。
子供は、文字に興味を持ち始めると自分で絵本を読みたいと思うでしょう。その時は聞き手に回り、少しでも文字を読めた場合は、しっかり褒めてあげる事で、もっと覚えたいとやる気になってくれるはずです。
カルタを使って
カルタを使えば、たくさん札を取るために文字を覚えようとします。
イラストと紐つけている場合は、文字のみのカルタを使いましょう。
かくれんぼで
かくれんぼが嫌いな子はほとんどいないと思います。この方法はかくれんぼ好きにはうってつけです。
ひらがなを一文字ずつ書いたカード(名刺サイズの紙や厚紙などでOK)を分かりやすい場所に置いておき、「 し が書いてあるカードを探してね」「 い 、 う の2枚のカードを探してね」と、指示を出して子供に文字カードを探してもらいます。
かくれんぼをする時のように、ワクワクした気持ちで楽しくひらがなをマスターしていけるでしょう。
息子は50音表では全く覚えられず、一つずつ文字を切り離して教えないと覚えられませんでした。
イラストがついていると、文字単体が記憶に残りづらいのかな。と思い、文字単体のカードを作りました。
さいごに
発達障害の子供がひらがなを覚えるには、子供のやりたいという意欲から取り組むことが大切です。
子供がやりたくない時にひらがなを教えようとしても、子供の頭に入っておらず、親は怒りをぶつけてしまいます。そうなってしまうと、子供は勉強に対する自信を失ってやる気が喪失してしまうため、なかなか覚えてくれない時でも叱ってはいけません。焦って覚えさせても無駄な取り組みになってしまうでしょう。
子供が勉強嫌いにならないように、楽しい事から始め、小さなステップでも褒めていく事によってやる気を引き出していく事が大切です。
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